拒食症の治療期間
拒食症や過食症といった摂食障害という病気になると、
生理的、精神的な影響を強く受けるため、通常治療には多くの時間を費やす事になります。
1992年度に厚生省の研究グループが行なった調査によると、
受診から4ヶ月で完治した患者さん・・・5%
受診から1年後に完治した患者さん・・・12%
この数字だけ見てしまうと治療に対して、疑問や不安が生じるかと思いますが、
およそ80%の患者さんが、受診から1年後には「改善の方向に向かっている」という結果も出ています。
ですから拒食症や過食症といった摂食障害の治療に関して時間はかかりますが、
治る確率が高いといえます。
治療に時間がかかるとどうしても
「治療が上手くいってないんじゃないか?」
「もしかしたらこのまま治らないんじゃないか?」
など不安になるかと思いますが、これは摂食障害の性質上医療に必要なプロセスです。
ですから決して諦めずに治療を続けていく事が大切になります。
ですので患者さん自身の精神力はもちろんですが、家族の支えも必要になってくる事も忘れないで下さい。

