拒食症回復の兆候 一時的なうつ
拒食症患者さんが回復の兆候を示す時に、一時的なうつ状態になる事があります。
この場合のうつ状態というのは、患者さんの心が治ろうとしているときの反応なので、
うつ病を併発したものではありません。
なぜ一時的なうつ状態になるかというと、認知のゆがみがなくなり、心が正常な状態に近づくにつれて、
「病気が治って社会に出るのが不安だ・・。」
という感情が芽生えてくるのです。
この頃の拒食症患者さんの心理状態は、
「早く治して社会に出たい!!」という感情と「このまま甘えていたい・・。」という感情が戦っている状態であるといえます。
「早く治して社会に出たい!!」という心が勝てば、外に出て行きたいと思うようになるでしょう。
もしこの時、うつの状態が重くなってしまうようでしたら、抗うつ剤や精神安定剤を処方してもらう必要もあります。

